観賞魚の水槽 観賞魚Guide

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観賞魚の水槽について、やさしく解説しています。お気に入りの水槽を見つけるのに役立つ内容です。

観賞魚の水槽について

観賞魚を飼育するのに水槽は欠かせませんが、観賞魚の種類や飼育の方法によって最適な水槽は違ってきます。

つまり万能の水槽はどれだろうという発想はそもそも失敗のもとで、飼育する観賞魚の種類に合わせて水槽の種類や大きさを選ぶための知識がまず必要です。

このスタートさえ間違えなければ、初めての方でも順調に観賞魚の飼育を始めることができるでしょう。

水槽の大きさ

初めての水槽はどのくらいの大きさにしようかというのも初心者の方にとっては難題です。これについても、もちろん、万能の大きさというのはありません。

その前に、水槽の大きさによる性質の違いを理解しておくことも大切です。

まず水槽は大きくなるほど保温力が高くなります。これは大きくなるほど、体積に対する表面積の割合が小さくなるからです。つまり気温の影響を受けにくくなるということです。

このため大きな水槽は気温が下がっても水温の低下は穏やかで、同じ水量なら、いくつかの小さな水槽へ分けた場合よりも保温にかかる電気代は安くて済みます。

逆に大きな水槽は、いったん水温が上がると、そう簡単には下がらないため、夏場は冷房が欠かせないという宿命があります。

大きな水槽の欠点としては、小さな観賞魚が奥にいると観察しにくく、病気や異変などの発見が遅れがちになり、気付いた時にはすでに手遅れということもあります。

このため、病気の兆候などを見抜けるようになるまでは、小さな観賞魚はあまり大きな水槽には入れない方が飼育技術の向上という点においては有利です。

こうしたことだけが理由ではないと思いますが、一般的に初心者の方へ小さな水槽を勧める経験者は普通では見過ごされてしまうような様々な予兆と正しい解決方法を豊富に知っていたり、飼育技術も際立って高い方が多いので、このような方に質問できる環境にある方は安心して観賞魚の飼育を始めることができるでしょう。

ところで初心者の方は、大きな水槽は水が汚れにくく、小さな水槽は水が汚れやすいと誤解されている方が多いのですが、水の汚れやすさは水槽の大きさには関係なく、飼育している観賞魚の密度などによるものですので、これについて心配する必要はありません。

水槽の種類

観賞魚の水槽を選ぶには、どのような種類の水槽があるのかを知っておく必要があります。管理しきれる水槽を選び、その水槽で飼育できる観賞魚の中から好みの種類を選ぶことが無理なく観賞魚の飼育を続けるためのコツです。

ガラス水槽

観賞魚の水槽として最もポピュラーなのがガラス水槽です。透明度が高いので色彩や模様の美しさを楽しむのに向いています。

ただし、とても重いので大きな水槽には向きません。よく安売りをされている60センチ水槽でさえも女性やお子様にとっては大きすぎて事故につながってしまった例もありますので、楽しく安全に観賞魚を飼育するためには無理のない大きさを選ぶことが大切です。

アクリル水槽

たいへん軽くて丈夫なのがアクリル水槽です。透明度もなかなかで、ふつうに観賞する分には全く問題ありません。衝撃にも強く、大型魚の突進にも耐えます。

このため、大型水槽を置きたい場合には、何か特別な事情でもない限り、アクリル水槽を選ぶべきです。

ただしアクリル水槽はとても高価なのが欠点です。そのため、フタを安価な塩ビ製にしてしまいたくなりますが、塩ビはアクリルに比べてとても重いため、塩ビ製のフタだけでアクリル水槽一個分くらいの重さになってしまうこともあります。

ですので、もし家まで自力で運ぶつもりでしたら、その分も予算や労力の見積もりに入れておく必要があります。

また、アクリル水槽は傷がつきやすいため、特にコケとりはアクリル水槽に使用できるかどうかを確認してから購入すべきです。

プラケース

安価で丈夫で管理がしやすいプラケースは、観賞魚の繁殖を楽しむ上で大活躍してくれる水槽です。幼魚やいじめられた観賞魚の避難場所として、病魚の治療用として、その用途は多岐にわたります。

ただし、観賞魚用ヒーターの多くはプラケースでの使用を認めていませんので、事故防止のためにもプラケースへヒーターを取り付けるには注意が必要です。

このため、プラケースを熱帯魚に用いる場合にはヒーターを取り付けるよりも、より大きな水槽に浮かせてしまった方が安全です。